サッカーの練習方法に
「クーバー方式」というメソッドが存在します。
これは、オランダ人のウィル・クーバー氏が考えた、
練習方法のことです。
今回はこのクーバー方式の練習方法を、
ドリブルに絞った上で、メリットとデメリットについて、説明していきます。
クーバー方式のメリット
まず、クーバー方式のメリットから紹介していきます。
クーバー方式のメリットは、
インサイドや足裏のボールタッチの感覚が養われること
です。
クーバー方式の「ボールマスタリー」では、
主にインサイドや足裏のボールタッチがメインで行われます。
そのため、ボールタッチの感覚を養うことが出来ます。
特にボールをキープすることに慣れていない場合は、
クーバー方式のドリブル練習は役に立つと思います。
クーバー方式のデメリット
さて、次にクーバー方式のデメリットについて、
説明していきます。
クーバー方式のデメリットとしては、
やはりアウトサイドドリブルの練習が少ないこと
です。
クーバー方式の練習では、
あくまでインサイドや足裏中心のボールタッチが多いので、
アウトサイドでボールを蹴る感覚が養われません。
そのため、高速ドリブルをする際に、
「吸い付くようなボールタッチ」が出来ないのです。
また、両足をまんべんなく使えるようにしたり、
フェイントの一部を練習したりするのですが…。
ある程度のドリブルで十分なら、
わざわざ両足が万遍なく使える必要はありません。
特に高速ドリブルでは、利き足でのドリブルがメインになることが多いです。
なので「もう少しレベルアップしたい!」って領域に至ったら、
初めて両足でまんべんなく使えればいい気がしますね。
まとめ
今回はクーバー方式のメリット、デメリットを書いていきましたが、
「これが良い!」とか「これが悪い!」という意味ではありません。
あくまで管理人の僕自身が、
「ドリブルの観点から見たら、クーバー方式の練習はどうなのか?」
という意見を書いたまでです。
なので、老人の小言程度に耳に留めておいてください(笑)