前回の記事では、
説明していきました。
しかし、コツは「上達を早めるためのもの」であって、
コツを知っただけでは、うまく緩急をつけることが出来ません。
当然ながらドリブルで緩急のタイミングを身につけるためには、
ドリブルの練習が必要になってきます。
ここでは
「サッカーの緩急を身につけるためのドリブル練習法」
について、説明していきます。
サッカーの緩急を身に付けるドリブル練習法は?
まず、あらかじめ断っておかねばならないことがあります。
それは
「緩急を身につけるための練習は、1on1で養われる」
ということです。
緩急を使ったドリブルを実践で使えるようにするためには、
対人戦で実際に効果があるのを確認しなければ、
掛けるタイミングが掴めないものです。
なので、1on1での練習は必ずやってくださいね。
1人でも出来るドリブルの緩急を身につける練習は?
さて、1on1で緩急を身につけることが前提ということは、
相手が居ない場合は練習できないのでしょうか?
・・・というと、そんなことはありません。
ドリブルの緩急を一人で練習する方法は、一応あります。
それについて、今回は詳しく説明していきます。
ドリブルの緩急を練習するためには、
コーンのような目印を、適当な間隔で置きます。
とりあえず目印があればできるので、
地面が砂で出来てる校庭であれば、砂をどけて目印としてください。
例えば
1m先→3m先→3m先→1m先→3m先→1m先
・・・という感じに、コーンを適当に置くんですね。
コーンを適当な間隔で置いたら、
後はドリブルをするだけ、なのですが・・・。
ドリブルをする際、意識して欲しい点があります。
それは「緩急をつけるタイミング」です。
例えば、
- 3メートル先のコーンまでは高速ドリブル
- 1メートル先のコーンまでは低速ドリブル
という風に、低速と高速のドリブルの切り替えを、
あらかじめ決めて、練習するのです。
この練習をすると、相手を抜かす際に行う緩急を、
自然とできるようになります。
一人で練習する場合はこの目印を使ったドリブル練習を行い、
1on1で実践ベースで、緩急を身につけてください。