サッカーのポジションによる運動量の多さと求められる能力の違い!

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サッカーでは、試合の最初から最後まで全力で走り続けることのできる選手のことを、

運動量の多い選手”と言って、リスペクトしますよね。

それでは、サッカーのポジションの中で一番運動量が多いのは

いったいどこのポジションなのでしょう

そうした運動量の多いポジションの選手は、

実際にどのくらいの距離を走っているのでしょうか

逆に、運動量の少ないポジションはあるのでしょうか

運動量の多いポジションと、運動量の少ないポジションでは、

求められる能力に違いがあるのでしょうか

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サッカーのポジションで最も運動量が求められるのはMF!

昔、サッカーのポジションごとの役割分担がはっきりとしていた頃は、

FW(フォワード)の選手は守備をすることはほとんど無く、

また、DF(ディフェンス)の選手も前線まで上がって攻撃に加わることは

ほとんどありませんでした。

そうした中、フィールドの中盤を担当するMF(ミッドフィールダー)の選手は

攻撃の時は前線まで上がり、守備の時は自陣深くまで戻らなければならないので、

最も運動量が必要なポジションでした

特に、攻守のバランスをとって両方のプレーに重要な

CH(センターハーフ)CMF(セントラルミッドフィールダー)

ボランチの選手には、

豊富な運動量が求められました。

日本でJリーグの草創期に、

ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の黄金期を支えたメンバーの一人、

MFの北澤豪選手は、その運動量の多さとエネルギッシュなプレーから、

“中盤のダイナモ(発電機)”と呼ばれて称えられました!

現在のサッカーはSBやWBの選手も豊富な運動量が必要!

20世紀の後半、サッカーの戦術やフォーメーションが進化していく中で、

各ポジションの役割も少しずつ変わっていき、

FWの前線からの守備や、DFの攻撃参加が求められるようになりました。

運動量が多く求められるポジションにも、変化が生まれました。

現在のサッカーでは、DFを4人置いた4バックの左右のSB(サイドバック)の選手や

3バックや5バックの際に左右のライン際に位置するWB(ウィングバック)の選手にも

豊富な運動量が求められます

同サイドの相手選手をマークして、自陣のゴール近くまで守備に戻るプレーをしながら、

攻撃に転じた時にはタッチライン沿いを一気に駆け上がって、ウィングの選手のように

サイド攻撃を仕掛けるプレーが求められるポジションになったのです。

一試合の間に、数えきれないくらい2本のゴールラインの間を行き来するので、

疲れ知らずの運動量がなければ務まりません

日本代表左SBとしてW杯に2大会連続出場し、

インテルではWBも務める長友佑都選手は、

試合終盤になっても衰えないスタミナ溢れる運動量から、

本来は中盤の選手に与えられる“ダイナモ”の異名を、人々から与えられています!

運動量の多い選手が1試合で走る距離は?

それでは、運動量の多い選手が1試合に走る距離はどれくらいなのかというと、

Jリーグの公式ウェブサイトの中の、“トラッキングデータ走行距離ランキング”のページで、

その答えを見出すことができます。

(参考:http://www.jleague.jp/stats/distance.html

2015年度のJ1リーグで、試合別走行距離のシーズン・トップ5の内、

1位、3位、4位の記録を一人で占めたのが、

アルビレックス新潟加藤大選手でした。

加藤選手は左利きのMFとして、

主にCHSH(サイドハーフ)としてプレーしていますが、

コンスタントに1試合13km台の走行距離を記録しています!

2014年ブラジルW杯において、日本代表イレブンの中で最も走行距離が多かった、

長友佑都選手のグループリーグ3試合の平均走行距離が11.2kmでしたので、

加藤選手がいかに毎試合走り続けていたのかということが分かります。

ちなみに、同じブラジルW杯で優勝した

ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー選手が、

120分間の延長戦をフル出場したアルゼンチン代表との決勝戦の走行距離は、

なんと15.3kmという記録が残っています。

恐るべき運動量ですよね!

運動量が最も少ないポジションとは?

普通に考えて、運動量が最も少ないポジションはGK(ゴールキーパー)ですね。

それでも、GKでも1試合で約6kmの距離を動いているというデータがあるそうです。

現在のサッカーでは、GKも11人目のフィールドプレーヤーとして、

ペナルティーエリアの外での働きも求められますから、

思った以上の数字になるのだと思います。

それでは、フィールドプレーヤーの中で

最も運動量が少ないポジションどこなのかというと、

そのチームの戦術や選手の特性にもよりますが、

おそらくCF(センターフォワード)か、CB(センターバック)の選手だと思います。

CFの選手は、前線での守備は行いますが、

味方が攻め込まれている時でも自陣深くまでは戻らず、

センターサークル付近でカウンターを狙いながら待機しています。

CBの選手はその逆で、味方が敵陣深く攻め込んでいる時でも、

カウンターに備えてハーフライン付近で待機しなければなりません。

その分、フィールドの端から端まで走り回る他のポジションの選手達よりも、

走行距離は短くなるのだと思います。

運動量が多いポジションと少ないポジションで求められる能力の違い!

同じサッカー競技をする選手でも、

運動量の多いポジションの選手と、運動量の少ないポジションの選手では

求められる能力違いがあります

運動量の多いMFやSBの選手には、

試合終了までの90分(延長戦になれば120分)の間、

バテることなく走り続けられる持久力が必要です。

特に、SBの選手は、自陣のゴールラインから敵陣のゴールラインまで、

長い距離を一気に走り抜けるランニング能力と、

それを繰り返し行える体力が必要です。

かたや、運動量の少ないCFやCBの選手は、

長い距離を走る走力よりも、短い距離のダッシュで相手選手のスピードに負けない、

瞬発力とスプリント能力が何よりも求められます。

例えば、CFの選手であれば、

試合中89分間ボールのある局面に顔を出さないで、“消えて”いたとしても、

残りの1分間にゴール前で相手を上回る走りを見せて、ゴールを奪えば、

それで十分必要な評価を得ることができるのです!

アディダス社がバルセロナFWリオネル・メッシ選手の、

国内リーグ戦での個人データを測定してみた時、

1試合の走行距離6.97kmという少ない数値だったそうです。

チームの戦術として、メッシ選手は体力を温存して、

攻撃の時に集中したプレーをすれば良いことになっているのだと思います。

あなたは、運動量の多いポジションと、少ないポジションの、

どちらがやりたいですか?

どちらにしても、相手選手に競り勝って

試合で結果を残せるように、練習を頑張りましょう!

サッカーのポジションによる運動量の多さと求められる能力の違い!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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サッカーが大好きな壮年男子。 高校時代の3年間はサッカーを経験。 その後も約15年間、体が動く間は、草サッカーチームを作って市民大会に出場。 日本でJリーグが始まり、以降国内海外問わず、 サッカー観戦が大の楽しみになって現在に至る。

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