サッカーのオフサイドとは“待ち伏せ禁止”を定めたルール!

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サッカーをやり始めた頃、初めてFW(フォワード)として出場した試合で、

味方からのパスをゴール前で受けて、シュート!

「よし、決まった!」と思ったら、

“ピピーッ”と審判の笛が鳴り「オフサイド!」と言われてしまい、

せっかくのゴールが認められず、

「どうして!?オフサイドって何!?」

と、とまどってしまった経験、あなたにはありませんか?

サッカー“オフサイド”は、

多くの人達にとって、最初は理解するのが難しいと感じるルールです。

オフサイドとは、簡単に言うとどのようなルールなのでしょうか

オフサイドルールが出来た経緯は、どのようなものなのでしょうか

何故オフサイドという反則があるのでしょう

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“オフサイドポジション”と“オフサイドライン”が分かればオフサイドが分かる!

“オフサイド”というルールを一言で言い表すと、

「 “オフサイドポジションにいる選手が、

後方の味方から出たパスに対して、積極的にプレーに関わろうとする行為”

を反則とみなして、相手チームに間接フリーキックを与えるルール 」

…ということになります!

ですから、“オフサイドポジション”とは何なのかが分かれば、

オフサイドのルールはほぼ理解できたのと同然です。

“オフサイドポジション”とは攻撃側の選手から見た時に

“オフサイドライン”よりも前方(相手ゴールライン寄り)のフィールド内

のことを言います。

では、“オフサイドライン”とはどんなラインなのかと言うと、

(1)ハーフウェーライン

(2)ボール

(3)相手(守備側の)チームの後ろから2番目の選手

の3つの内、一番相手ゴールラインに近いものを通る

ゴールラインと平行な線(ライン)のことを指しています。

オフサイドラインはボールと選手の位置によって変わる!

攻撃側から見て、ボールが自陣にある時

(1)のハーフウェーラインがオフサイドラインになります。

相手陣内で、ボールと相手ゴールラインの間に、相手チームの選手が1人またはゼロの時は、

(2)のボールの位置がオフサイドラインになります。

これら以外の場合は(3)になります。

相手チームで最もゴールライン寄りにいる選手は通常GK(ゴールキーパー)ですから、

GKを除いた一番後ろにいる選手(通常は最後尾のDF(ディフェンダー)の選手)の

立ち位置がオフサイドラインということになります。

この“オフサイドライン”の位置は、ボールや選手の動きに応じて、

試合中、常に移動するということが、この説明から分かると思います。

サッカーの副審(ラインズマン)が、オフサイドの判定を正しく行うためには、

この常時移動している“オフサイドライン”の延長線上の位置に、

常に立っている必要があります。

それで、副審はタッチライン上を頻繁に往復移動しているのです。

オフサイドのルールはサッカーが誕生した時から元々あった!

どうして、こんなややこしいオフサイドのルールを、わざわざ作ったのでしょうか?

その答えは、「最初からあった」からなのです。

サッカーは、19世紀半ばイングランドにおいて

初めて統一したルールが作られて、誕生しました

それまで様々なルールがあった“フットボール”が、この時、

手を使ったプレーを認めるラグビー・フットボールと、

手を使うプレーを認めないアソシエーション・フットボール(=サッカー)

はっきりと分かれて、それぞれのルールの下で発展していくことになりました。

その、サッカーの原点の部分で、すでにオフサイドの原型ルールが存在していたのです。

その内容は、“ボールより前にいる選手は、プレーに関与することはできない”

というもので、ボールより前にいる選手へのパスを禁じたものでした。

最初の統一ルールができてから3年後に、このルールは大幅に見直されて、

相手チームの選手が3人、攻撃側の選手の前方(相手ゴールライン寄り)にいる場合は、

その攻撃側の選手がボールより前にいたとしても

パスを出して良いということになりました。

ここで、今のオフサイドと非常に近いルールが確立したのです。

その後、1925年に、オフサイドの基準の相手チームの選手の数が

3人から2人に変更となって、現在とほぼ同じルールになったと言われています。

オフサイドのルールがサッカーの戦術を発展させた!

サッカーが誕生した当時の試合では、前方にパスを出せないので、

攻撃の手段は、ボールを持った選手がドリブルで前進して行くか、

前方のスペースにボールを大きく蹴り出して、

それを目がけて後ろからフィールドプレーヤーが突進していく

キック・アンド・ラッシュという戦法が、広く行われていました。

まるで、手を使わないラグビーといった感じですよね。

GK以外のフィールドプレーヤーは、全員がFWのような選手だったようです。

それが、その後のオフサイドのルール変更によって、

条件付きでも前方にいる選手へのパスが認められるようになったことで、

選手がフィールド上に広く散らばるポジションを取り、

パスをつないでボールを相手陣内に運んで行く

パスサッカーが普及していくことになりました。

そうなると、必然的に守備の選手も、その攻撃に応じた陣形を採ることになっていきました。

前方にいる選手へパスを出して攻めて行く

ラグビーとは全く異なるサッカーの戦術発展していったのは

オフサイドのルール変更があったからこそだったのです!

オフサイドポジションにいる選手は“待ち伏せ攻撃”を狙う卑怯な選手!?

オフサイドポジションにいる選手にとっては、

「目指す相手ゴールと自分との間には、相手チームのGK以外に敵はいない!」

…といったシチュエーションになります。

そんな状態の選手に、後方の味方からのパスが通ったら、

あとは相手GKと1対1になって、容易にゴールを挙げることができてしまいます。

サッカーの母国・イングランドで、当初からオフサイドのルールがあったのは

“紳士の国”と言われるだけあって、

そうした位置に攻撃の選手が最初からいる行為は、

卑怯な“待ち伏せ攻撃”だとみなして、攻撃側の反則と定めていたのだ

…という説があります。

このルールを利用して、守備側のチームは、

DFの最終ライン(=オフサイドライン)を意図的に前方に押し上げて、

攻撃側の選手の立ち位置がオフサイドポジションになってしまうような

“罠”をしかけるプレーをするようになりました。

こうしたプレーを、“オフサイド・トラップ(罠)”と呼んでいます。

すると、攻撃側の選手は、意図せず“待ち伏せをする卑怯者”にされてしまいます。

そうならないためには、相手のDFラインよりも自陣側に下がるしかありません。

現在の、攻撃と守備の選手が近い距離を保ちながらせめぎ合う、

コンパクトな布陣のサッカーは、

こうしたオフサイドラインをめぐる攻防によって生まれています。

もし、この後あなたがFWのポジションを任された時には、

相手のオフサイドラインをしっかりと把握しておいて、

ボールと共にその裏のスペースに飛び出すプレーによって、

ぜひ“正当なゴール”を挙げてくださいね!

サッカーのオフサイドとは“待ち伏せ禁止”を定めたルール!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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サッカーが大好きな壮年男子。 高校時代の3年間はサッカーを経験。 その後も約15年間、体が動く間は、草サッカーチームを作って市民大会に出場。 日本でJリーグが始まり、以降国内海外問わず、 サッカー観戦が大の楽しみになって現在に至る。

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