天然皮革のサッカースパイクのお手入れにはミンクオイルも使おう!

新しくスパイクを買った時、

数あるショップの陳列品の中から、天然皮革のスパイクを選んだあなたは、

足にフィットする素晴らしい使い心地を得られる代償として、

使う度ごとにきちんとしたお手入れをする

労力と時間を差し出す覚悟が必要になります…!

そう、天然皮革のスパイクには、日常のお手入れが必要不可欠なのです。

それでは、天然皮革のスパイクのお手入れは、どのようにすれば良いのでしょうか

天然皮革のスパイクのお手入れをするのに、

特別に必要なものが何かあるのでしょうか

天然皮革のスパイクのお手入れに必要なものはこれ!

今回は、天然皮革のスパイクのお手入れについて説明していきます。

スパイクには、使用する度に土や芝や汗などの汚れがついてしまうので、

長く使っていくためには、使った後には必ずお手入れをする必要があるのです。

特に天然皮革のスパイクは、

汚れて湿った状態で放置しておいたら、

あっと言う間にカビが繁殖してしまうので要注意です!

きちんとお手入れをするためには、

まず必要な道具を事前に準備しておきましょう。

天然皮革のスパイクの場合、

人工皮革のスパイクのお手入れに使う道具の他に、

革に必要な栄養を与える保革油としてのミンクオイルや、

シューズクリームが必要になります。

次に挙げる一式を揃えましょう。

  • ワイヤーブラシ
  • 柔らかい毛のシューズブラシ(2個)
  • シューズクリーナー(汚れ落とし)
  • ミンクオイル(保革油)
  • シューズクリーム(表面色と同色、または無色)
  • シューズキーパー

これらは“お手入れセット”としてまとめてショップで販売されていますが、

シューズクリーナーは靴の色に合わせて選ぶ必要があるので、

セットで購入する場合は中身をきちんと確認してから買うようにしましょう。

この他に、

  • 雑巾
  • 白い布切れ(綿の下着の端切れなど)
  • 歯ブラシ
  • 除菌ウェットティッシュ
  • 消臭スプレー
  • 靴用の湿気取り

といったものがあれば良いでしょう。

天然皮革のスパイクは完全に乾燥する前にお手入れが必要!

天然皮革のスパイクの場合でも、

使う度ごとに毎回しなければならない最低限のお手入れは、

人工皮革のスパイクと同じです。

  1. 靴紐をゆるめる。
  2. 靴の外側に付いている土や芝を落とす。
  3. 中敷きを抜いて靴の中の土や芝も取る。
  4. 陰干しして乾かす。

スパイクのお手入れの基本として、

使用したことによって付いた汚れを落とし、付いた水分を乾かす、という作業です。

ただ、ここで気を付けなければならないのは、

天然皮革のスパイクは乾燥させ過ぎてもいけない、ということです。

普通に使っただけなら、

天然皮革のスパイクでもそのまま陰干しをすれば良いのですが、

もし水に濡れてしまったりした場合は、

過剰な水分を取る作業をした後で、

完全に乾燥して革が固くなってしまう前に、油分や栄養分を補給して

軟らかい革の状態を保つ作業が必要になってくるのです。

長く、良い状態で使うためには、欠かせない作業になります!

天然皮革のスパイクのお手入れ方法!

それでは、そうした作業も含めて、

天然皮革のスパイクのお手入れの仕方を説明していきます。

スパイクに付いた汚れを落とす作業は、人工皮革のスパイクと変わりません。

まず、靴底に付いた土や芝を、ワイヤーブラシを使ってきれいに落とします。

革の表面を傷めてしまうので、

ワイヤーブラシをアッパー部分に当てないように気を付けて作業しましょう。

ソール部分とアッパー部分の境目に付いた土などは、

使い古しの歯ブラシを使ってきれいに落とします。

靴のアッパー部分に付いた土や芝は、

柔らかい毛のシューズブラシを1個、汚れ落とし用に使って落とします。

ステッチ(縫い目)に付いた土もきれいに落としましょう。

そして、濡らしてよく絞った雑巾で、

シューズの表面全体を拭いて、残った汚れをきれいに落とします。

水拭きでは落ちない汚れは、

シューズクリーナーを乾いた白い布切れに付けて拭いて落とします。

外側がきれいになったら、靴の内側の汚れもきれいに取り除きます。

除菌ウェットティッシュで内部を拭き消臭スプレーを使うと、

臭いを抑えることができます。

簡易的なお手入れの場合は、

このあとシューズキーパー靴の乾燥材を入れて

風通しの良い場所で陰干しをすれば良いのですが、

きちんとしたお手入れの場合は、

陰干しの前に、革に保革油とクリームを塗る作業をします。

ミンクオイルとクリームは天然皮革のお手入れの必需品!

スパイクの汚れをきれいに落とせたら、

革の保護のために、天然の革に必要な栄養分を補給してあげます。

ここで使うのが、保革油として一般に広く使われているミンクオイルです。

ミンクオイルは、白い布で薄く伸ばしながら

革に馴染ませるように擦りこんでいきます。

ミンクオイルを塗ると、革がとても柔らかい状態で保てます。

ただ、あまり塗り過ぎると革が伸びやすくなり、

革の呼吸の妨げにもなるそうなので、

適量を少しずつ付けるように気を付けましょう。

ミンクオイルを付けた後は少し時間をおいて革を落ち着かせてから、

靴の捕色と艶出しのためにシューズクリームを塗ります。

スパイクは使っているうちに表面が擦れて、

元々付いていた色が剥げてきてしまうので、

スパイク表面と同色のクリームを塗って、色を補うのです。

特に色が剥げていない場合や、色落ちを気にしないのであれば、

無色のクリームで構いません。

クリームも塗り過ぎると、後でベタベタして汚れが付きやすくなるので、

白い布に付けて薄く伸ばしながら適量を擦りこんで、

余分なクリームはきれいに拭き取ります。

お手入れの仕上げ

最後に、汚れ落とし用のものとは別の2個目のシューズブラシ

艶出し用に使って、表面を磨いて艶を出せば完成です!

天然皮革のスパイクは型崩れしやすいので、

必ずシューズキーパーを使って陰干しをしましょう。

きちんとお手入れをして大切に使えば、

天然皮革のスパイクは、敗れたり壊れたりしない限り何年でも使えます。

自分のプレーを支えてくれる“相棒”として長く使えるように、

ぜひ頑張ってお手入れをしてくださいね!

天然皮革のサッカースパイクのお手入れにはミンクオイルも使おう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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