サッカースパイクのソールが剥がれてしまった時の修理方法!

サッカーを始めたばかりの人は、

まだボールの蹴り方がしっかりと身に付いていないので、

ボールを蹴ろうとして一緒に地面も蹴ってしまうことが、よくあるものです。

でも、一度や二度であれば大丈夫ですが、繰り返しそんなことをしていると、

スパイクへのダメージが深刻になってきます。

ある日、大切なスパイクのつま先部分が

パックリと割れてしまったのを見て、ショックを受けたことはありませんか?

ソールが剥がれてしまったスパイクを、自分で修復する方法はあるのでしょうか

自分では直せそうにない時は、お店に頼めば修理をしてもらえるのでしょうか

また、修理ができるとしたら、

どのようなスパイクの損傷まで、修理をすることが可能なのでしょう

ソールの剥がれはスパイクで最も起きやすい破損!

スパイクを履いてサッカーをしている人であれば、

ソール(靴底)の剥がれは、ほぼ間違いなく経験する、

最も起きやすいスパイクの破損だと思います。

スタッドがすり減ってしまって使えなくなることよりも、

ソールが剥がれて使えなくなることの方が、はるかに多いのではないでしょうか。

スパイクシューズは、靴底の硬いソール部材と、

足を包む柔らかいアッパー部分の素材とを、

貼り合わせることによって作られています。

ダッシュをする時も、ターンをする時も、ジャンプをする時にも、

その接合部には常に力がかかります。

まして、地面を度々つま先で蹴ってしまうようなことをすれば、

地面に当たる部分のソールとアッパー部材との継ぎ目が

剥がれてきてしまうのは、仕方のないことだと思います。

ソール剥がれは程度の軽いものなら自分で直せる!

では、実際にソールが剥がれてしまったスパイクの修復をするには、

どのようにやれば良いのでしょうか。

ソールの剥がれてしまった部分が、

つま先のごく一部分だけといった軽い程度の場合であれば、

自分で直すことが可能です。

まず、スパイクの汚れをきれいに落とします。

ソールとアッパー部分が剥がれてしまった箇所には、

土や芝などが奥まで入り込んでいることが多いので、

特に念入りにきれいにしましょう。

この場合は、部分的に水を使って洗うこともやむを得ないでしょう。

破損個所の革やソール部材の表面の汚れを

とにかく完全に落とすようにしましょう。

そして、ソールの剥がれた箇所をよく乾かしてから、

接着剤を使ってしっかりと貼り合わせます

接着剤はアッパー部分の素材に合わせて、

天然皮革や人工皮革を強力に接着できるタイプの製品を使いましょう。

スパイクのメーカーからも、応急処置用の接着剤が販売されているので、

それを使っても良いでしょう!

ソール剥がれの再発を予防する方法!

スパイクのソールの剥がれは、

一度起きてしまったら、かなりの確率で再発します

スパイクを履いている人の、ボールの蹴り方などが大幅に改善されない限り、

また地面を蹴ってしまった時に、

同じ箇所や近くの部分のソールが剥がれてしまうのです。

そうなることを防ぐために、

あらかじめスパイクに予防の措置を施すことをお勧めします。

スパイクなどのソール剥がれを防止するために、

“シューグー”というチューブに入った補修剤が販売されています。

これを、汚れを落としてきれいにしたスパイクの、

ソールとアッパー部分の境目の部分に

ソールの周りをぐるっと一周するように塗っていきます

ほぼ一日で乾くと、ゴム状になって、

スパイクのソールの周囲を剥がれから守ってくれます。

使っている間にすり減ってしまうので、定期的に塗り足すようにしましょう

これをすることで、何もしないでいるよりも、

はるかにスパイクを長持ちさせることができると思います。

ぜひ試してみてください!

大きなソール剥がれはショップで修理してもらおう!

ソールの剥がれが小さい場合は自分で修復できますが、

ガマ口のようにバックリと口を開けてしまった大きなソール剥がれは、

自分で直すのは諦めた方がいいと思います。

購入したショップに持ち込んでスパイクの修理を頼んでみましょう

専門のスタッフがいるお店でしたら

あらかじめ修理内容とその作業代の価格表が用意されていて、

有料での修理をしてくれます

もし購入したお店で「できない」と言われた場合でも、

修理のみでも対応してくれるショップがあるので、探してみましょう。

自宅の近くにそういったお店がなくても、

スパイクを送って代金を振り込めば、修理を受けてくれるショップもあります。

諦めずに問い合わせてみましょう。

ショップに頼んで修理をしてもらうと、

自分ではできない再発の予防策として、

剥がれやすいソールの箇所に短い釘を幾つも打ち込んで、

より頑丈にする補強もしてくれますよ!

修理のプロには直せないスパイクはない!?

スパイクを長く使っていると、

ソールの剥がれ以外にも、いろいろな損傷が生じてきます。

つま先などのアッパー部分の革が破れて穴が開いてしまったり、

靴紐を通す穴(シューレースホール)が切れて紐が締められなくなったり、

ベロ(シュータン)の部分が千切れてしまったり…。

そうしたスパイクの破損も、

修理のプロがいるショップであれば、

天然皮革のスパイクの場合は、ほぼどんなものでも修復してくれます!

穴が開いたり切れたりしたアッパー部分には、

新たに補強用の革を当てて縫い付けて、修理をしてくれます。

スパイク内部の裏地なども、新しい内装材に貼り替えて直してくれます

ただ、人工皮革のスパイクの場合は、

補修用の素材が無いために修理ができないことがあります。

また、天然皮革のスパイクでも、表面の色が特殊な場合は、

補修に使う当て革が同色にできないため、

修理後に継ぎはぎが目立ってしまうことがあります。

スパイクを長く大事に使おうと思っている人は、

最近では地味なのかもしれませんが、

オーソドックスな黒い色の天然皮革のスパイクを購入しておけば

破損して修理をした時にもきれいな仕上がりが得られて、

長い間使い続けることができると思いますよ!

サッカースパイクのソールが剥がれてしまった時の修理方法!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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