日本人の感覚として、
サッカーといえばパスを回して繋げる感覚があります。
…が、サッカーの基本はボールタッチを含めたドリブルです。
まずは、サッカーのドリブルの基本を知ることで、
ドリブルの基礎基本を身に付ければ、
簡単なドリブルミスで相手にボールを取られることがなくなります。
また、パスのサッカーばかりを学んでいると、
周りにパスコースがなくなった時、足が止まってしまいます。
たとえ使うか分からないとしても、
いざって時の頼りのつなとしてドリブルの練習をして、
足が動くようにしておきましょう。
1.ボールとの距離を一定に保つ
さて、前置きが長くなりましたが、ドリブルの基本ですね。
ドリブルの基本は、
足もとにあるボールとの距離を一定に保つことです。
一定というとややこしいのですが、
簡単に言ってしまえば「いつでも届く距離にボールがあること」が望ましいのです。
具体的には、体とボールとの間が、
1メートル以内に収まるようにドリブルをして下さい。
当然といえば当然ですよね(笑)
しかし、ドリブルがうまく行かない人は、
自分とボールとの距離が離れすぎていることが多いのです。
そして、足の届かないところまで蹴ってしまい、
相手にボールを取られてしまうというわけです。
2.地面と直立を意識する
ドリブルをしていると、
前のめりの姿勢になりやすいです。
しかし、ここで考えて欲しいのですが、
前のめりになっている状態って、一体どこを見ているでしょうか?
…。
…そう、地面を見ている状態ですよね?
地面を見ているということは、周りが見えていない状態です。
この状況では、周りを確認できません。
これでは近づいてきた相手が、敵か味方かわかりませんし、
ドリブルどころかパスさえ難しいのです。
では、どういった姿勢が望ましいのか?というと、
基本は地面と垂直になるような姿勢が望ましいです。
この状態であれば、
周囲を確認することも可能ですからね。
もちろん、ドリブルの種類によっても違うのですが、
この状態がすべての基本動作です。
こうして視界が開けてる状態でボール操作できることが、
サッカーのドリブルの基本になります。