サッカースパイクの靴紐の選び方と正しい紐の通し方!

自分のサッカースパイクの靴紐を、

目立つ色の新しいものに付け替えようと思って、

いざショップに行ってみたら、その種類の多さに、

靴紐の選び方が分からなくて迷ってしまったこと、ありませんか?

サッカーのスパイクの靴紐は、どのように選んだら良いのでしょう

そして、靴紐を穴に通す通し方にも、いろいろなやり方があるようですが、

それぞれにどんな特長があるのでしょう?

スパイクの靴紐の通し方はどのやり方が良いのでしょうか

自分のサッカーのスパイクに合う長さの靴紐を選ぼう!

靴紐のことを、“シューレース”とも言います。

ショップなどではカッコ良く、

“シューレースコーナー”なんて売り場が設けられていると思います。

そこには、いろいろな種類の靴紐が並んでいます。

靴紐の色は自分の好みで選べば良いのですが、

選び方重要なのは、“長さ”“紐の形状”です。

靴紐の長さは、靴のサイズや、紐を通す穴の数、

紐を通す穴の左右の間隔によって、変わります。

ですから、同じ人が履く靴でも、個々の靴によって最適な長さが変わってきます。

一番参考になるのは、スパイクを買った時に一緒に付いてきた標準の靴紐の長さです。

そのスパイクを履く人が使う上で、

極端に長過ぎず、短過ぎないような長さの靴紐が添付されているからです。

もし、すでに履いているスパイクの紐を付け替えるのでしたら、

標準の靴紐をスパイクからはずして、

長さを測ってからショップに行くようにしましょう。

新しく買うスパイクと一緒に、別売の靴紐を買って付け替えたい場合は、

ショップの人に、「このスパイクに付けたい」ということを言って、

長さの合う靴紐を選んでもらいましょう

サッカーのスパイクの靴紐には“平ひも”を選ぼう!

靴紐の形状は、大きく分けて3つあります。

  1. 丸ひも
  2. オーバル(楕円)ひも
  3. 平ひも

の3種類です。

それぞれ、紐の断面の形状が、丸い形か、楕円形か、平べったい形か

ということで分かれます。

この紐の形状によって、紐を結んだ際のほどけやすさが変わってきます

一般的に、同じ結び方をした場合は、

1が最もほどけやすく、3が一番ほどけにくくなります。

丸い形状の紐の場合、結んだ時に紐同士が結び目で接する面積が小さいため、

その分摩擦力も小さくなってほどけやすくなるのです。

スポーツシューズ用の1や2の形状の紐は、

弾力のある柔らかい素材のものが多く、

日常生活で履く運動靴やランニングシューズなどに適しています。

3の“平ひも”は、結び目がしっかりと締まり、ほどけにくくできることから、

トレーニングシューズやスパイクなどに適しているのです。

スパイク用には平べったい形状の靴紐を選びましょう

靴紐の穴への通し方の種類

靴紐を買ったら、今度は靴の紐を通す穴に、紐を通していくわけですが、

靴紐の通し方にもいろいろな種類があります。

普段の日常生活で履く靴の場合、通しやすさや見た目などを重視して、

紐の通し方を選ぶと思います。

紐の片方は、一番つま先側の穴から一番足首側の穴に直接通し、

もう一方の紐だけを左右の穴に順に通して、

通し終えた紐が水平にはしご状になる結び方、“シングルシューレーシング”や、

紐を左右の穴に一つ飛ばしで通して、

格子状にクロスした見映えになる、“ラティッシュシューレーシング”

左右の穴を通した紐を、シュータン(靴のベロ)の上でループにして引っ掛けて、

再び同じ側の靴の穴に通していく、“ループバックシューレーシング”などが、

そうした見た目重視の通し方に当たります。

スポーツシューズの場合は、主に2通りの紐の通し方が使われています

一つは、アンダーラップレーシング

靴紐をつま先の方の穴から順に、

紐を通す穴の下(シュータン側)から上に向けて左右交互に通していく通し方です。

左右の紐はシュータンの上の中央で交差します。

この通し方は、弾力性があって、履いているうちに足に合わせて馴染んでくるので、

圧迫感がなく、長距離を走るランニングや、

長時間同じ靴を履くトレーニングシューズなどに向いています

一方で緩みやすいことから、靴紐がほどけやすくなります

脱ぎ履きが楽にできるので、日常履く運動靴などにも向いています。

スパイクの靴紐の通し方は“オーバーラップレーシング”にしよう!

スポーツシューズ用のもう一つの靴紐の通し方が、

“オーバーラップレーシング”です。

これは靴紐を、つま先の方の穴から順に、

紐を通す穴の上から下(シュータン側)に向けて、左右交互に通していく方法です。

左右の紐は、やはりシュータンの上の中央で交差します。

一番足首側の左右の穴にだけは、穴の下から上に紐を通します。

これで、最後にしっかりと紐を結びやすいようにします。

この通し方は、紐が緩みにくく、強い締め付け感を維持できる特徴があります。

靴の中で足をしっかりと固定できるので、

瞬発力が必要な短距離走やサッカーのスパイクに向いているのです。

一方で、緩みにくく締め付けが強いということは、

締め方が悪い状態で長時間履いていると

足の甲が痛くなったりすることにつながるので、注意が必要です。

足の甲の形に合わせながら、つま先の方から足首に向けて、

一段ずつ順にしっかり、かつ締めすぎないように、紐を締めていくようにしましょう。

また、シュータンには靴紐を通す

“シューレースホルダー”と呼ばれる通し穴が付いています。

紐をつま先側から通していく途中の、

シュータンが引っ張られたりたるんだりしない丁度良い位置で、

必ず紐を通しましょう

そうすることによって、

履いている最中にシュータンが足の外側や内側ずれてしまうことや

靴を履く時にシュータンが靴の中に入ってしまうことを防ぐことができます。

自分の好みの色の、新しい靴紐を、

オーバーラップレーシングでスパイクに通して、

カッコ良くピッチに立ちましょう!

サッカースパイクの靴紐の選び方と正しい紐の通し方!
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