サッカーのポジション~WB(ウイングバック)で試合の主導権を握る!

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サッカーに、WB(ウイングバック)というポジションがあるのをご存知でしょうか?

名称の中に“バック”と入っていますが、

実際はバック=DF(ディフェンダー)よりも1列前の、

MF(ミッドフィールダー)の位置で、

左右のタッチライン沿いにおいてプレーをする選手を指します。

では、FW(フォワード)のウイングWBのポジションは、どのように違うのでしょうか

WBはどのような役割を果たしていて

それを務める選手にはどんな能力が求められるのでしょうか

代表的なWBの選手には、どのようなプレーヤーがいるのでしょう

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WBとはウイングとSB(サイドバック)を兼ねたポジション!

WBは、1980年代に欧州において誕生した3-5-2のフォーメーションの

5人いるMFの左右の両端に位置するポジションです。

当時主流だった、4-4-2のフォーメーションに対して、

敵のツートップを3人のCB(センターバック)で数的な優位を作って守り、

中盤でも敵の4人のMFに対して5人のMFで数的優位を作る布陣として、

その後は世界中で普及していきました。

WBMFでありながら、守備の時はディフェンスラインまで戻って

DFが5人いるような布陣を作って守ります

それが、攻撃の時にはWBが前線まで上がって

ツートップと共に3人もしくは4人のFWがいるような布陣で攻めるのです

4-3-3のフォーメーションで、

3人のFW=スリートップの左右に開いたポジションであるウイングの選手は

基本的には攻撃中心のプレーをして

自陣のタッチライン沿いの守備は後方のSB(サイドバック)に任せることができます

しかし、3-5-2のフォーメーションにおけるWBというポジションは、

自分の前にも後ろにも、タッチライン沿いに広大なスペースがあり、

そこを自分一人でカバーしなければならないのです!

つまり、SBとしての守備をしながら、ウイングとしての攻撃をするのが

WBというポジションなのです

WBの役割はサイドで攻守の主導権を握ること!

試合において、相手チームのサイドの選手がタッチライン沿いを攻め上がって来たら、

WBの選手その選手のマークに付いて、サイド攻撃を阻む役割を担います。

かたや、味方がボールを奪った時には、

相手の守備の薄いタッチライン沿いのエリアを、

長い距離を走って敵陣深くまで攻め上がり

ゴール前にクロスを上げて得点のチャンスを作り出す役割をします

必然的に、攻守の両面に渡って

サイドのエリアで相手の選手と1対1のマッチアップをすることになります。

その勝負に競り勝つことができれば、試合の主導権を握ることができます

WBが相手の選手に押し込まれて、自陣ばかりでプレーをする試合では、

得点をする機会が激減します。

逆に、WBが常に高い位置でプレーして、相手を押し込んでいる試合は、

得点を挙げるチャンスも増えます。

サイドでの攻守で主導権を握ることが、WBに求められる最大の役割なのです

WBに必要な“4+4=8”の能力!

先日、ウイングの選手には、4つの秀でた能力として、

(1)スピード(快足と縦へのドリブルの速さ)

(2)ドリブルの技術(ボールキープ力)

(3)正確なキック技術(ピンポイントのクロスを入れられる技術)

(4)強いメンタル(1対1の勝負を仕掛ける勇気と自信)

が必要だということを述べました。

参照→“サッカーのポジション~“ウイング”はサイドを切り裂くドリブラー!”

WBの選手には、それらのウイングに求められる能力がもちろん必要です

しかし、さらに加えて、次の4つの卓越した能力が必要だと思います

(5)1対1で負けない守備力

相手の攻撃的な選手との1対1で負けない、ボール奪取能力と、

相手に抜かれない読みの力、相手に当たり負けない強いフィジカル

(6)長い距離を走る走力

フィールドの端から端までを一気に駆け上がり、

またすぐに戻って来ることができるような、長い距離をハイスピードで走れる力

(7)持久力

1試合の間に何十回も、2本のゴールラインの間を往復するプレーをしても、

最後までバテずに走り切ることのできる、高い持久力

(8)状況に応じたプレーをする判断力

MFとして、試合の流れを見ながら攻守の切り替えを行い、

時にはCBのカバーに入ってゴール前を守り、

時には攻守のバランスを考えて中盤にとどまり、

時にはサイドから中央に切れ込んでシュートを狙う…といった、

状況に応じた最善の働きができる判断力

いかがでしょう?

WBには、サッカー選手に必要な力のほとんどにおいて

高い能力が求められることが分かると思います!

代表的なWBの選手はこの人達!

2002年日韓W杯で優勝した、ブラジル代表の左WBを務めていたのが、

ロベルト・カルロス選手です

素晴らしいスピードと、強いフィジカルを併せ持っていた彼は、

世界最高のWBの一人だと思います!

超攻撃的な左SBとして、1990年代後半から2000年代にかけて、

“銀河系軍団”と呼ばれたレアルマドリードの中で、

長きに渡って不動のレギュラーを務めて、数多くのタイトルを獲得しました。

その左足から放たれる、信じられない弾道を描く強力なミドルシュートは、

“悪魔の左足”と呼ばれて相手チームに恐れられました!

我が国、日本が誇る代表的なWBの選手と言えば

イタリアのセリエAで長く活躍している、長友佑都選手でしょう

長友選手は、攻撃的なSBから、WB、SH(サイドハーフ)まで、

左右どちらのサイドのポジションでも攻守に渡って活躍できる、

高いユーティリティー能力も持った選手です。

日本代表でも、所属しているインテルでも、

主として左サイドでプレーをして、体を張った守備をしながら、

数多くのゴールに繋がるアシストも記録しています。

試合の終盤になればなるほど、

相手を置き去りにして走り勝つことができる

走力と持久力は世界でもトップクラスのものと言えるでしょう!

日本代表がこれからもW杯に出場し続けて、

世界の強豪に勝利していくためにも、

長友選手を超える若手のWBの選手が現れてくれることを、切に願ってやみません!

サッカーのポジション~WB(ウイングバック)で試合の主導権を握る!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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サッカーが大好きな壮年男子。 高校時代の3年間はサッカーを経験。 その後も約15年間、体が動く間は、草サッカーチームを作って市民大会に出場。 日本でJリーグが始まり、以降国内海外問わず、 サッカー観戦が大の楽しみになって現在に至る。

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