サッカーのドリブルの際、
できるだけ速くドリブルしたいものですよね?
そのため、走る際の着地はつま先と踵(かかと)。
どっちがいいのか?悩んでる人も多いはず。
もしかしたら、これを読んでいるあなたも、
その内の一人かもしれませんね。
そこで今回は、
「サッカーのドリブルはつま先と踵(かかと)のどっちから着地するのか?」
という疑問に、答えていきます。
サッカーのドリブルはつま先と踵(かかと)のどっちから着地する?
サッカーに限らず、
陸上でも「つま先だけで走るほうが速い」という都市伝説が、
まことしやかに囁かれていますね。
しかし、これは本当なのでしょうか?
少し考えて見れば分かることなのですが、
つま先だけで走ることは、事実上不可能です。
スピードを出していない時ならまだしも、
最高速で走ってる場合は、つま先がそれに耐え切れず、
かかとが付いてしまうからです。
ともすれば、つま先からかかとが付いてしまい、
それがブレーキとなって、余計に遅くなってしまうのです。
また、陸上でもこの常識は間違いとされています。
現在の陸上で最もメジャーな走り方は、
「踵からつま先がフラットな状態」が、最も速いと言われています。
つま先走りは足に負担も掛かる
さて、サッカーに話題を戻しますが、
つま先走りは、更に別の問題があります。
それが「切り返しによる負荷」です。
サッカーのドリブルでは、一直線に走るだけではなく、
相手を出し抜くために緩急をつけるのが普通です。
しかし、つま先走りで走っている場合。
急なストップの際につま先だけで絶えることとなり、
つま先に相当な負荷が掛かります。
つま先の指のケガにもなりかねませんので、
つま先走りは止めておきましょう。
ドリブルはかかとか「フラットな状態」で
さて、つま先走りが没となったので、
残るはかかとから走る方法になります。
一般的には、
サッカーのドリブルではかかとから着地するドリブルが、
最も良いと言われています。
しかし、かかとから足をつくと、
どうしてもかかとがブレーキの役割をしてしまい、
スピードが犠牲になる可能性があります。
そこで、陸上競技で最も速いと言われている
「つま先からかかとまでがフラットな状態」が、
最も速いのではないか?と思います。
なにより、かかとでブレーキを掛けることもできるので、
ドリブルの緩急でも問題になりませんからね。
ちなみに、メッシのドリブルを見ても、
踵から、もしくはフラットな状態でドリブルしてるのが分かります。
というわけで、今回考えた結果
「つま先からかかとまでフラットな状態でドリブルするのが良い」
という結論に至りました。
ぜひ、走る際には意識してみてくださいね。