サッカーをやってるときによく言われる情報に、
「内股だとサッカーがうまくならない」
という情報があります。
この内股だと上手くならないというのは、
色んなスポーツで言われていますね。
しかし、この「内股だとサッカーの上達が阻害される」と言うのは、
本当なのでしょうか?
今回は内股とサッカーの関係性について、書いていきます。
内股だとサッカーが上達しづらい理由
内股だと何が悪いのか調べてみたのですが、
主に2つの理由が見つかりました。
- お尻にうまく力が入らない
- インサイドを使いづらい
この2つですね。
では、それぞれ詳しく説明していきます。
1.お尻にうまく力が入らない
内股だと、お尻の筋肉に力が入りません。
これは、内股だと使う筋肉の部位が違うので、
多少しかたのないことだったりします。
(・・・といっても、屈んでスクワットしてみれば分かりますが、
極端な場合のみです)
では、お尻に力が入らないと、
どういったデメリットがあるのでしょうか?
お尻にうまく力が入らないと、
まず、瞬発的なダッシュ力が失われがちです。
また、ジャンプの際にもお尻の筋肉を使うため、
ジャンプ力にも影響が出てきます。
他にも、体幹にうまく力が入らなくなるので、
フィジカルが弱くなる場合があります。
- 瞬発力
- 跳躍力
- 当たり弱さ
おしりの筋肉を使えないと、
この3つのデメリットが有るというわけですね。
2.インサイドを使いづらい
これは内股の状態だと分かるのですが、
上手いことインサイドキックをする際に、
足の内側を上手く出すことが出来ません。
なので、インサイドキックを必要とする場面では、
足の内側を使いづらいのです。
サッカーでは内股はドリブルの武器になる
さて、ここまでは内股のデメリットだけを紹介しました。
ですが、実はサッカーでは内股だと得をする場面も、結構あったりします。
例えば、サッカードリブルの基本は、
アウトサイドを使ってドリブルをしていきます。
元々内股の人は、図らずとも足が内側に向いているので、
ドリブルの際ボールタッチしやすい状態となっています。
日本人はがに股の人がほとんどですので、
ドリブルがすんなり出来る選手は、
ある種、貴重な存在といえるでしょう。
他にも、ドリブルのフェイントは、
内側から外側にパスを出すものも多いので、
フェイントが掛けやすいのも特徴です。
参考までに。
内股のサッカー選手には、
元ドイツ代表のリトバルスキー選手や、
女子日本代表の鮫島彩選手が居ます。
それに、がに股はがに股で、今度は太ももの筋肉の力が入らないため、
それはそれで問題だったりします。
個人的には、若干内股気味ぐらいの方が、
足回りの筋肉をうまく使えるので、むしろメリットが多いと思っています。
まとめ
さて、ここまでサッカーの内股は不利なのか?
について説明していきましたが…。
正直に言うと、有利不利は、それほど関係ないです(汗)
まあ、ドリブルする際には、
若干内股の方がアウトサイドを扱いやすいですし、
結構踏ん張りも聞くので有利に働きますね。
ただ、ボールタッチを正確に扱えるかどうかは練習次第なので、
これを機に内股を活かして、アウトサイドでのボールタッチの練習を、
してみるのも良いかもしれませんね。